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スローセックス実践講座(25)―下から上へ“とろ火”で
彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
瞬時に発火する男性の性欲に対して、女性のカラダは沸点に達するまでに時間がかかります。この“火”と“水”にたとえられる、性質も性能もまったく異なる2つの歯車をいかにかみ合わせるかが、セックスの醍醐(だいご)味であると同時に、難しさです。このことを、頭では理解できていても、ベッドの上で具体的な愛撫(あいぶ)テクニックとして実践できていない男性がいかに多いか。
射精のことしか頭にない超ジャンクセックスの男性の中には、いきなりクリトリスを、それもゴシゴシと強く摩擦する不届き者がいますが、それは水の入ったやかんをバーナーで炙っているようなものです。火力がどれほど強烈でも、やかんの表面が焦げるだけで肝心の中身の水はなかなか沸騰しません。
セックスを上達したいと言いながら、前戯をおろそかにしている男性には、私はいつも「お鍋をコトコト煮込むように女性を愛撫してあげましょう」とアドバイスしています。女性の性欲を沸騰させるためには、お鍋と同じで、火加減が決め手です。強火ではなく“とろ火”で時間をかけること。女性のゆったりした時間感覚に、愛撫をフィットさせることが、女性を美味しくいただく上で欠かせない愛撫メソッドとなるのです。
背中は、“とろ火でコトコト”愛撫の効果を肌で感じることができる性感帯です。背中は、下から上に向かって背中全体に大きならせんを描くように愛撫します。下から上に愛撫する理由は、先週レクチャーした“腰(仙骨)の愛撫”で造成された性エネルギーを、女性の脳に上げてやることで、性感脳の活性化を促進するからです。
背骨もスローセックスでは重要な性感帯です。使用する指は中指。尾てい骨を数回上下になでた後、秒速3センチのゆったりとした速度で、背骨の最上階まで指を進めましょう。一番上まで来たら、指を約3秒間静止させて性エネルギーをキープさせます。そして、いったん指を肌から離して、また尾てい骨に指を戻します。この愛撫を数回繰り返してください。
また、一般には知られていませんが、肩甲骨も優れた性感帯です。“天使の羽”の外周をなぞるように、エッジに4本の指先を添わせるようにして、ゆっくりと右回りにアダムタッチしてください。
男性が、これまでなおざりにしてきた背面の広大な性感エリアを、女性の時間感覚に合わせて、隅々まで丁寧に愛撫していくことで、女性の体内に性エネルギーが増幅されて、まだ触れていない乳首やクリトリスの“愛撫対効果”をもグンと高めることになるのです。
女性の性メカニズムを正しく理解し、ひたすら胸とクリトリスだけに夢中になる初級セックスから一刻も早く卒業してください。
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アダム徳永(セックスセラピスト)
1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は30万部を突破。このほど「妻を愛する技術 スローセックスから日常の会話まで」(講談社)を出版。東京・六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/
■スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術
(8)女性が全身性感帯である理由
(9)女性を絶叫させる“Tスポット”
(10)愛撫は舌と指のどちら?
(11)「イク」より大切な「感じる」
(12)“ねちっこさ”と“唾液”の使い方
(13)絶対的な“官能美”
(14)女性への喜びの基本は「超ソフトに」
(15)男も受け身を楽しもう
(16)夫婦仲とスキンシップ
(17)愛は気持ちいいセックスから
(18)「くすぐったい」は「気持ちいい」の登山口
(19)髪の毛への愛撫で女性を敏感に
(20)レインボーキス講座(1)唇を3つのパートに分けて
(21)レインボーキス講座(2)キスを楽しむ
(22)顔は性感帯の宝庫
(23)首から鎖骨の醍醐味
(24)仙骨は“性エネルギー発電所”
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トラックバック時間: 2008年03月20日 12:26



