TOP > 『駅前旅館をいとおしむ』松尾定行著

『駅前旅館をいとおしむ』松尾定行著

 戦前から高度成長期まで駅前に必ずあった駅前旅館。「商人の宿」と呼ばれた旅館はいまビジネスホテルに押され、姿を消しつつある。本書は鉄道・旅ライターの著者が、全国50の旅館を泊まり歩いた貴重なルポ。

 読めば当然、泊まりたくなるもの。そこで本書では言及していないベスト3を聞くと、福岡県・戸畑駅の「いくよ旅館」、福井県・大鳥羽駅の「庄司旅館」、神奈川県・山北駅の「旭屋旅館」だという。

 特に、「いくよ」は八幡製鉄所の指定旅館で、いまも重厚な建物が残る。全盛期の昭和30年代には映画スター、力士、歌舞伎役者などが宿泊した老舗だ。駅前旅館には昭和がぎっしり詰まっている。(クラッセ・1680円)

「駅前旅館をいとおしむ」

投稿日: 2008年03月09日

トラックバックURL:

ちょいワルフジBLOG

最新記事

夕刊フジBLOGから

コラボ企画

オススメサイト

夕刊フジBLOGモバイル

  • http://yfuji.jp/
    夕刊フジBLOGモバイル
  • 携帯も夕刊フジBLOGモバイル