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1分でチェック! 「脂肪肝」
肝臓に脂肪が蓄積されてフォアグラ状態になるこの病気。自覚症状はほとんどないが、放置すると肝炎→肝硬変、肝がんと悪化する心配があるので、この段階で原因を取り除くことが重要だ。
原因には、多量の飲酒を続けていると発症する「アルコール性脂肪肝」と、酒を飲まなくても糖分や脂っぽい食べ物などの取り過ぎによる栄養過多で発症する「非アルコール性脂肪肝」がある。 非アルコール性脂肪肝は、これまでアルコール性脂肪肝と異なり、肝炎や肝硬変にはならないといわれてきた。が、近年、10―20%が、肝硬変、さらには肝がんへと悪化をたどる「NASH(ナッシュ・非アルコール性脂肪肝炎)」であることが分かった。
だから、たとえ飲酒の習慣がなくても血液検査などで脂肪肝の疑いがあったら放置は危険。NASHは、肥満、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を合併することが多い。メタボリックシンドロームに該当するような人は、リスクが高いことを十分認識しておこう。
脂肪肝の進行を防ぐのには、アルコール制限とカロリー制限。加えてウオーキングなど有酸素運動を心がけること。とくに非アルコール性脂肪肝では減量が重要。BMI(体格指数)23程度を目標にゆるやかな減量を目指そう。
定期的に医療機関を受診し、肝機能検査、腹部エコーなどで進行の程度、改善の具合をチェックすることも肝心だ。
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★「脂肪肝」チェックリスト
(1)アルコールの休肝日がほとんどない
(2)毎日、日本酒3合(ビールなら大びん3本、
ウイスキーならダブル3杯)以上飲む
(3)体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
=25以上(肥満である)
(4)血液検査で、血糖値や、コレステロール、
中性脂肪が高かったことがある
(5)血圧が高い
(6)運動習慣がほとんどない
(7)甘いもの、脂っこいものが大好き
(8)間食、夜食が多い
「3つ以上該当したら医療機関で肝機能検査、
超音波検査を受けた方がよい」
(阿部医院・阿部俊夫院長/東京・池袋)
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