『古き良き東京を食べる―今も息づく名店二百選―』J・C・オカザワ著
神田、神保町、湯島、上野などのエリアに分け、すし、うなぎ、そばなどの和食からイラン、トルコ料理などの洋食まで、著者が実際に足を運び食べた店を紹介する。
創業が江戸、明治という店がぞろぞろ登場するが、敷居の高い店ばかりではない。神田錦町の300円ラーメンの「ほんだ」、本郷にある軽食店「金魚坂」は350年の歴史を誇る金魚とニシキゴイの卸売りから手を広げた…といった話まで幅広く取り上げている。
巻末で店内の様子や接客態度、価格にも触れた辛口批評「二百選にもれた有名店」は痛快、一読の価値あり。(晶文社・1890円)
■「古き良き東京を食べる―今も息づく名店二百選―」