『熟年離婚している場合か!』井戸美枝著
ファイナンシャル・プランナーで経済エッセイストの著者が、熟年離婚の危険な落とし穴を解き明かす。
熟年離婚と世間では騒がれているが、同居年数20年以上の夫婦の離婚率は02年の4万5536件に対し、06年は3万7786件と減っているそうだ。これは、女性たちが離婚のリスクに気がつき始めたからではないかという。
財産分与や年金分割では妻は余裕のある老後資金が得られないことが多いため、著者は、離婚よりも新しい夫婦のカタチを模索していく方が賢明だと提案する。離婚したい人もそうでない人も読んでおきたい1冊だ。(角川SSC新書・756円)
■「熟年離婚している場合か!」