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太らない座り方の体操「腰浮かし」
イスに座るときの姿勢、とくに意識していない人がほとんどだろう。じつは「太らない人の座り方」がある。こう指摘するのは、えにし鍼灸接骨院(http://homepage3.nifty.com/ensuiundou)の中村考宏院長だ。
「女優の森光子さんと黒柳徹子さんの座り方を思い浮かべてほしい。イスに浅く腰かけ、背すじを伸ばしたまま、やや前かがみになり、お尻を浮かしぎみに座る。筋肉や骨が本来あるべき位置にあると、意識せずに自然とこの姿勢になるが、これぞ太らない座り方」
これに対して多くの人は、イスの座面にお尻をべったりとつけ、上体の力が抜けた姿勢で座っている。すると、骨盤が後傾し、骨盤内の内臓や背骨に不自然な圧力が加わることに。それが腰痛や股(こ)関節痛、肩こり、便秘などの不調につながる。それだけではない。
「このような悪い姿勢の座り方をしていると、さまざまな筋肉や関節が縮んで動かなくなる。人体は、動きの少ない部分に脂肪がつきやすい。ことに骨盤の後傾によって、おなかの深部の大腰筋が著しく縮んでしまうと、おなか周りやお尻に脂肪が集中してつきやすい」
骨盤の後傾を改善し、本来の座り方が身につくようにと、中村院長が考案したのが「腰浮かし」体操だ。この体操で筋肉や骨が正しい位置に戻ると、それまで使われていなかった筋肉や関節が大きく動くようになる。それによって、脂肪の燃焼が促進される。また、骨盤内を通る血管やリンパ管の圧迫が解消され、新陳代謝も向上。つまり、太りにくい体質になっていくわけだ。
「デスクワークの合間や食事の前後、トイレに行ったときなど、日常生活の中で無理なく続けてほしい」と中村院長。
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【やりかた】
(1)足を肩幅に開き、イスに浅く腰かける。ひざは90度に曲げ、つま先はやや広げる。
(2)背すじを伸ばし、骨盤を起こすように意識して、胸を前に移動させていく。イスの座面にお尻でペタッと座っている状態から、徐々に太ももの裏側で座るように。この状態を数秒キープ。
(3)胸を広げて前に出し、頭を上に引き上げるようにして、イスの座面からお尻を離し、腰をほんの少し浮かせる。数秒キープして、腰を落とす。
※(1)―(3)を10回行う

