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「年度末 カンタン情報整理術(3)」携帯電話を移動オフィスに
いまどきのビジネスマンは、24時間戦闘モードじゃないと生き残れない。そこで、海外取材歴35年、私の“移動オフィス術”を紹介する。
■携帯電話だけで外出OK
最近の私は、外出先でもほとんどの仕事を携帯電話でこなす。機種は「スマートフォン」と呼ばれるPDA機能を兼ねた端末。入力しやすいフルキーボードと見やすい大画面が特長。いざというときはネット接続でホームページも閲覧可能で、どこでも情報検索できる(ただし、表示速度はかなり遅い)。
機能・性能は10年前のノートパソコン程度だが、ポケットに入れて携行できることを考えれば、これで十分。私は、メールチェックと文書保管に利用している。
パソコンとの相性は抜群で、ケーブルをつなぐだけでデータのやり取りはOK。必要な書類をパソコンから随時取り出して持ち運べる。ワード、エクセル、PDFなどのビジネス書類を小さな携帯電話で持ち運びできるのは、まるで夢のよう。これで重いノートパソコンとはサヨーナラだ。
また、スケジュール管理や漢字・英和・和英辞書などのビジネスソフトも充実している。娯楽系の音楽プレーヤーやワンセグ、ゲームなどは専用機種よりは劣るが、ヒマつぶし程度には使える。
■電子辞書を図書館に
100種類の辞書を紙の形でかさねれば、重さ30キロ以上になる。これを250グラムに収めた電子辞書はエライ! わずか2―3万円で買えるから、もってけドロボー! だ。もっとも、私には搭載辞書の8割がたは不要だが、ブリタニカ百科事典は欠かせない。これだけで10万円払う価値はある。
テキストファイルの文章が読み込める機種もある。スマートフォンより2―3倍も広い大画面で文書が読めるので、視力が落ちた中年族にはありがたい。
■あると便利なグッズ
通常の仕事はスマートフォンですべてまかなえるが、アナログ派の私は以下も必携だ。
(1)システム手帳…ポケット版。スケジュールやメモは、紙メディアのほうが使いやすい。
(2)録音機…使いなれたマイクロカセットを、口述機と連動させてテープ起こしする。
(3)単眼鏡…離れた場所の看板文字などを見るときに。
(4)多機能ナイフ…宿泊先での果物むきや、つめの手入れ用に。
次回は「パソコンを知的財産の書庫にする」です。
(情報整理研究家・長崎快宏)
「年度末 カンタン情報整理術(1)」机まわり
「年度末 カンタン情報整理術(2)」仕事がスイスイ片付く手帳術


