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MacBookAir試用記(下)「使いやすさ」「楽しさ」が重要
紙封筒の中にすっぽり収まってしまう、驚異的な薄さのパーソナルコンピューター「MacBook Air(マックブック・エアー、以下Air)」。その試用記後編は、Airならでは無線機能などについて紹介する。
■無線、無線、とにかく無線
とかく薄さが目立つAirだが、前回も書いたように薄さのわりにはそれなりの重量がある(1・36キロ㌘)。なんだ、空気みたいに軽いからAirって言うんじゃないのか、という声が聞こえてきそうだ(実際、わが編集局でも、まったく同じ発言をした同僚がいた)。
だが、Air(=空気)という名前は、「軽さ」というよりむしろ、「無線」に由来している。実際、アップルは「AirMac」というワイヤレス接続のシステムを出しており、Airはこの流れを組んだものとみられる。
Airを実際に操作すると、えっ、こんなところまで!と驚くほど無線が多用されている。インターネットが無線LAN接続できるのは当然として、別売りのマウスやキーボードもブルーツース方式でワイヤレス接続が可能。それだけではない。ソフトのインストールやデータのバックアップもワイヤレス。そしてなんと、OSの再インストールまで無線でできてしまうのだ。
ソフトやOSをワイヤレスでインストールする方法は実にユニーク。Airと同じ無線LAN上にある他のパソコン(Macでもウィンドウズでも可)のDVDドライブを、あたかもAirのドライブであるかのように共有するという仕組みだ。
Air付属のCDにある「DVDまたはCD共有」というソフトウエアを他のパソコン側にインストールすれば共有が可能になる。AirにはUSBで接続する別売りのDVDドライブ「SuperDrive」(1万1800円)もあるが、パソコンをもう1台持っていて無線LAN環境が整っている人なら、設定も簡単なので断然こちらがオススメだ。
■モバイル向けの配慮など
これはすべてのノート型Macに共通することだが、電源ケーブルの接続口は磁石で接続するようになっている。誤って手足をケーブルに引っかけても、本体が引っ張っられて机から落ちることを防ぐための配慮だ。
薄型ながらカメラとマイクが画面上部に設けられている点も、出先などでの利用に配慮したものと言えそうだ。標準搭載のiChat(アイチャット)という機能を使えば、ネット経由でテレビ電話(会議)も可能になる。
電源アダプターもコンパクト。とくに、コンセントに直付けできるのがうれしい。ケーブルもきれいにまとまる。このアダプターを見ていると、なぜウィンドウズのノートパソコンにはこうした配慮がないのか不思議になる。
■Macであるということ
簡単とはいえ、無線でつないだり、もう1台のパソコンが必要だったりと、Airを使うにはコンピューターに関する知識が若干必要だ。ウィンドウズ・ユーザーには、MacOSが使いこなせるかどうかも心配だろう。だが、下の記事にも書いたように、いまやMacとウィンドウズの違いは重要なことではない。
現在のパソコン選びで重要なのは、「使いやすいか」と「使って楽しいか」だ。短い試用期間だったが、Airは2つの条件を満たしたコンピューターだと思う。
■MacBookAir試用記(上) 鞄に入れるたび薄さに感激!!



