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新人クンの傾向と対策
先日(21日)、本欄で“究極の売り手市場で楽勝入社した新人たちのキャラ大分析”を行った。意外とナイーブでイノセント―という結果だったが、このほど、そんな彼らの“悩み”に関するアンケートがまとまった。より確かな「新人クンの傾向と対策」のために―。
アンケートは、毎日コミュニケーションズの社会人準備応援サイト「マイコミフレッシャーズ」の会員で、4月入社の内定者500人(男149人、女351人)を対象に3月上旬に実施。
まず就職直前の率直な気分は、わずかながら不安を持つ学生の方が多い結果が出た。いつの時代も、新しい旅路には期待と不安が混じるものだ。
そこで、不安と期待の理由を尋ねた。まず、期待の方が大きいとした学生は、「自分が成長できる」(38・3%)、「お金を稼げる」(29・4%)、「自立できる」(11・5%)というもの。前向きな心構えでよろしい。
一方、不安を感じるのは、「ストレスで精神的にもつか」というのが69・4%も占めるのが注目される。未経験者の杞憂だよと言ってやりたいが、楽勝入社で修羅場を経てないとなれば、先輩のフォローが必要かもしれない。ほかには、「朝ちゃんと起きられるか」(39・6%)、「体力的にもつか」(38・9%)と続いた。
社会人としてのスキルやマナーに対する不安の第1位は「コミュニケーション能力」(53・2%)だという。これはわかるような気がする。正しい敬語などという以前に、若い人が仲間と交わす会話を電車内などで聞くと、半分ぐらいは理解不能の別国語に思えるからだ。彼らが“バイリンガル”でありますようにと、これは先輩側からの期待か。
ところで、「就職活動をやり直したいか」と聞けば、7割以上が内定先企業に満足している結果となった。就職氷河期とは180度かわって、売り手市場で好きな会社を選び放題の世代。そりゃあ吟味し尽くしたことだろう。
したがって、入社前なのに85%以上が愛社精神をいだいており、さらに定年までその会社で働きたいと考える割合も65%と高い。先輩社員の方も、ウンウンとうなずくか、ウチって、そんなにいい会社だったっけと首をひねるか、いろいろだとは思うけれど…。
「マイコミフレッシャーズ」編集責任者の西達矢さんは、この結果を「新しい環境に不安はあるが、わくわく感もあってモチベーションは高いのではないか」と読む。
愛社精神については、「昨年の同様調査よりも入社前の新人が会社に対する愛着度は高まっています。昨今は3年で3割が転職と言われますが、安定志向の強い結果が出ていると思います」。
とにかく新しい仲間を歓迎しようか。
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■社会人目前、今の気持ちを教えて?
>期待が大きい 12・4%
>どちらかというと期待が大きい 34・6%
>どちらかというと不安が大きい 420%
>不安が大きい 110%
■誰との人間関係が一番不安?
>同性の先輩 411%
>上司 386%
>同性の同期153%
>異性の先輩2・5%
>異性の同期1・0%
■就職活動をやり直したいか?
>非常にそう感じる 6・0%
>どうちらかといえばそう感じる 22・2%
>どうちらかといえば感じない 37・6%
>まったく感じない 34・2%
■入社する会社に「愛社精神」は?
>非常にある 122%
>まあある 736%
>あまりない 106%
>まったくない 3・6%
■定年するまで1つの会社で働きたい?
>非常にそう思う 218%
>まあそう思う 434%
>あまりそう思わない 264%
>まったくそう思わない 8・4%
■働くことに対して今のモチベーションは
>非常に高い 188%
>どちらかというと高い 572%
>あまり高くない 210%
>まったく高くない 3・0%

