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『頭がよくなるユダヤ人ジョーク集』烏賀陽正弘著
受難の歴史を持つユダヤ人のジョークが洗練されているのは想像にかたくないが、その面白さを理解するには少しばかりユダヤ社会の知識が必要だ。
本書はカネ、ビジネス、戒律、食生活、セックスなどを切り口にユダヤ社会を分かりやすく整理し、ジョークの神髄を紹介する。オチも解説しているので、笑いのツボもしっかり理解できる。
例えば、ユダヤ人の母親は「神様はどこにでもいることができないから母親を作った」という諺があるくらい、その存在は重要で偉大。反面、手に負えない母親であることも事実だ。
そこで、ジューイッシュ・ママのジョークは、
「どう猛な番犬とユダヤ人の母親の違いは?」
「番犬は噛みついても、いつかは離してくれる」となる。
著者は米国生活の長いビジネスマン。実際の商談やユダヤ人の友人、ネットから集めた200のジョークでユダヤ社会を縦横に語る。また、ジョークの話し方、受けなかったときの心得は参考になる。(PHP新書・756円)



