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料理人・森野熊八さんと読書
本屋さんへは合計すると月に、2、3時間はいます。静かなところがいいですね。
映画化された本に興味があり、今、読みかけの高嶋哲夫著『ミッドナイトイーグル』がそうです。前に読んだ福井晴敏のテロリストを倒す『亡国のイージス』に通じる痛快な小説です。
本を読むようになったきっかけは、高校時代に歴史の先生から『竜馬がゆく』を薦められたことから。必ず歴史の勉強に役立つと教えられたんです。読むと面白く、つい全巻読破。勉強になったかはわかりませんが、歴史小説好きになり、以後、池波正太郎、藤沢周平、山本周五郎、村上元三と読みました。
現代小説では、日常の中で突如事件が起きる『火車』などの宮部みゆきや、篠田節子の世界が好きですね。ただ、恋愛小説だけは余計なお世話だと読みません(笑)。
仕事柄、コーンウェルの検屍官シリーズの主人公がトマトソースをつくる場面など興味津津ですし、『剣客商売』の秋山小兵衛の食通ぶりもよく、その味覚への共感から著者の池波正太郎が通ったとエッセーに書いてある銀座の洋食屋に食べに行くこともあります。(料理人)



