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危険なオトコの更年期障害(1)実はあなたも危険水域!?
更年期障害は女性特有と思われがちだが、男性にもある。特に、職場環境が変わり、何かとストレスが増える春は危険なシーズンだ。
■腰痛、発汗、ED…
男性更年期障害は、女性同様、加齢による男性ホルモンバランスの崩れに伴い発症する。主症状は、発汗や腰痛などの「身体症状」、うつ状態など「精神症状」、性欲の低下といった「性的症状」の3つ。
だが、これが問題。だるい、落ち込む、ED(勃起障害)などはうつ病でも同様の症状が現れるため、見分けが非常に難しく治療を困難にさせるケースがある。
■うつ病との見分け
「外来には月に80人近い患者さんが来ますが、そのうち、40―50%はうつ病を合併しています」と話す帝京大学医学部附属病院泌尿器科の安田弥子(みつこ)講師。
うつ病の治療法は抗不安薬などの薬物療法が中心。そのため、減少した男性ホルモンは増えにくくなり、結果として、男性更年期障害の症状改善が期待できなくなってしまうことも。
■治療の目安は“朝立ち”
男性更年期障害と診断された場合、通常、男性ホルモンの減少度合いにより、ホルモン補充療法(2―3週間に1回の注射)が行われる。また、漢方薬の「補中益気湯」(ほちゅうえききとう)や「牛車腎気丸」(ごしゃじんきがん)の服用、ED治療薬なども活用される。
「治療の効果で明らかなのは、“朝立ち”があるかないか。治療によって朝立ちを感じると、患者さんは自信を取り戻し、生活習慣の見直しなどを始められることが多い」(安田講師)
男性ホルモンの減少には個人差がある。20代の人と70代の人を比べても、必ずしも年齢が若いから多いというわけではない。その差は生活習慣やストレスに要因があるという。
■いくつになっても女性に興味を持つべし
「多趣味で常に女性に興味を持っている方は、男性更年期障害と無縁です」(安田講師)
つまり、仕事一筋でストレスを抱えているビジネスマンは危ない。では、どのようなときに男性更年期外来へ行けばよいのだろうか。
「男性更年期外来は、婦人科のように、男性の健康を考える科だと思ってください。肩こりが続く、めまいがするなど身体の不調を感じたときに活用していただければと思います」(安田講師)
原因不明の身体不調があるならば専門外来への相談をおすすめする。
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あなたも男性更年期障害かも
(1)腰痛や関節痛、手足や背中に痛みがある。
(2)突然汗が出たり、ほてったりする。
(3)寝つきが悪い、ぐっすり眠れないなど睡眠の悩みがある。
(4)いらいらする。
(5)神経質になった。
(6)余暇活動に興味がないなど行動力の減退がある。
(7)意欲がわかない、落ち込みなど憂うつな気分になっている。
(8)力尽きた、どん底にいると感じる。
(9)朝立ちの回数が減少した。
(10)性欲の低下。
(項目は、更年期障害外来の質問表より抜粋)
