この記事を読む方におすすめの記事
今!気になるレビュー
危険なオトコの更年期障害(2)メタボ人は気をつけろ!
理由もなくイライラしたり、突然汗をかいたり、めまいに襲われるなど、さまざまな症状を引き起こす男性更年期障害。原因となる男性ホルモンの減少には、生活習慣も大きく関係している。メタボ人は要注意だ。
加齢に伴い減少する男性ホルモン。だが、実際には、80代でも男性ホルモンの値が変わらず高いままの人もいる。女性は閉経後、一気に女性ホルモンが減少するが、男性の場合は個体差が大きい。それを左右しているのが生活習慣。いわゆる動脈硬化のできやすい食生活が、男性更年期障害を進行させる。
「男性更年期障害の方は、ED(勃起障害)を抱えている人が多い。それは、動脈硬化によって引き起こされるのです」と、男性更年期外来で治療を行う帝京大学医学部附属病院泌尿器科の安田弥子(みつこ)講師は指摘する。
男性ホルモンが高まりやすいのは、性行為のときだが、それを阻害するのが動脈硬化。
「陰茎の動脈は、直径1―2ミリの細さです。その血管が動脈硬化によって血流が悪くなると、勃起しにくい」(安田講師)
EDが続くと男性ホルモンは減少しやすくなり、更年期障害という“合併症”を起こしやすくなるというわけだ。そのため更年期障害の治療にバイアグラをはじめとするED治療薬は不可欠。週に1回、ED治療薬を服用し、性行為の有無にかかわらずパートナーと一緒に過ごすと、男性更年期障害の症状が改善する人が少なくないそうだ。
「パートナーと過ごすことで、ご自身の肉体にも目が向けられやすい。お腹についた脂肪を減らすため、生活習慣を見直そうと思う方はいます」(安田講師)
ED治療薬の服用に加えて、動脈硬化を含む生活習慣病の予防に努めることで、男性ホルモンも少しずつ上昇を始める。
「男性更年期障害の治療では、喫煙している人とそうでない人では、ホルモン補充療法の効き目も違います」(安田講師)
自身の生活を見直し、趣味を楽しみ、パートナーとも円満。それが男性更年期障害の予防につながるのだ。




