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「今日は何の日」長谷川一夫さんに国民栄誉賞
1984(昭和59)年4月10日、俳優の故長谷川一夫さんに国民栄誉賞が贈られることが決まった。王貞治選手、故古賀政男氏に次いで3人目だった。
長谷川さんが亡くなったのは、その4日前の同月6日。夕刊フジは1面に「長谷川一夫さん、花を見ずに逝く」の見出しを掲げ、2面で「76歳・花の生涯」と“永遠の二枚目”が亡くなったときの様子、略歴のほか映画担当、丸山正一記者の追悼記事を掲載した。
「名優といわれるより、大衆に愛される役者になりたい」というのが長谷川さんの口ぐせだった―という書き出し。
役者人生の危機についてふれ、「そのひとつが、昭和12年の傷害事件。東宝に移ったのを“忘恩の徒”と怒った暴漢に、“天下の二枚目”といわれたその顔を傷つけられた。『ショックで役者をやめようと思いました。しかし、ここでやめたら結局、顔だけの役者だったってことになりますから、よーし、演技のできる役者になってやろうと思い直したんです』」という話を披露した。
そして、「長谷川さんの最大の魅力は、眼千両といわれた“眼技”だと思っている。あれも努力の末つくりだしたものなのだ」と書き記している。
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