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お手頃価格で続々、高画質デジカメ

N905i 一昔前は高級品だった高画質(高解像度)デジタルカメラが気軽に変えるようになった。最近では携帯電話にも500万画素超の高解像度カメラが搭載されるようになり、いまやデジカメは高画質が主流。きれいな写真が残せることはもちろんだが、高画質デジカメは仕事にも大いに役立つ。その使い道と最新のオススメ機種を紹介しよう。

■仕事に役立つ高画質
 高画質(高解像度)とはすなわち高画素ということ。つまり、記録される情報量が多いということだ。

 高画質で撮れば、小さめに写った人や物も、あまり画質を荒らさずにクローズアップできる。会議などの集まりで撮った集合写真の中から特定の人物の顔だけを抜き出して出版物などに流用することも、高画質撮影なら可能だ。

 セミナーなどでは、配布された資料にはないスライドが映されることがある。遠くの席から撮っても、高画質のデジカメならラクに文字が読める。展示会などに置いてある説明パネルや史跡の碑文などの細かい文字も高画質カメラでパチリと撮れば、メモの必要もない。

 少々特殊な使い方だが、駐車場に置いてある数十台のクルマを撮っておき、後からそれぞれのナンバーを拡大して見るなど、セキュリティー対策にも使える。

■本格デジカメ並みのケータイ
W53CA 携帯電話付属のカメラは数十万画素のレベルから始まったが、ついに500万画素の製品が登場。単に画素数が増えただけでなく、デジカメとしての機能も充実している。

 まずはドコモの「N905i」。カメラはCMOS約520万画素。6軸手ブレ補正機能搭載で、上下左右と前後のブレを補正する。また、動くものを自動的に検出して、背景の動かないものと分離し、別々に処理した後に合成するという手法で被写体ブレも補正する。人間の顔を3人まで検出してピントと明るさを自動調整する機能や、撮影した画像をシーンに合わせて自動補正する機能も搭載している。

910SH auの「EXLIMケータイ W53CA」は515万画素CMOS搭載。カシオ計算機のデジカメ「EXLIM」の名を冠したデジカメ・ケータイで、画像処理プロセッサーや6軸手ブレ補正機能を装備。28ミリワイドレンズを採用し、撮影シーンに合わせたプリセット設定も15種類備える。ピントを合わせるためのフォーカスリングが9あり、凝ったアングルでもピントを合わせられる。

 ソフトバンクの500万画素ケータイは「910SH」。注目は光学3倍ズームの搭載。デジタルズーム併用で90倍まで寄ることが可能だ。手ブレ対策は感度とシャッタースピードで行う。暗くて手ブレの可能性が高い場合、ディスプレーに警告マークが現れる。フォーカスリングは3。光源に合わせたホワイトバランスが選択できる。

■コンパクトでも1000万画素
FinePix F100fd 多くの人が携帯電話で写真を撮っているが、操作性や設定、表現の多様性ではまだデジカメ専用機のほうが一枚上手。いざという時のために、コンパクト型でもいいから用意しておきたい。コンパクトとはいえ、1000万画素を超える超高解像度のカメラも続々登場している。

DMC―FX35 富士フイルムの「FinePix F100fd」(実勢価格4万4800円、以下同)の有効画素数は1200万。広角28ミリレンズと5倍の光学ズームを搭載。ISO感度は最高12800、フル画素では3200。CCDシフト方式で手ブレ補正。明暗のダイナミックレンジを広げたことで、光の当たっている部分が白飛びしにくくなっている。最短0・036秒で顔を検出。この機能を活用してフラッシュ撮影時の赤目を自動検出して補正する。

ミュー1020 パナソニック「DMC―FX35」(3万3900円)は新開発の1010万画素CCDと広角25ミリレンズを搭載。暗い部分を自動認識して感度を上げ、被写体と背景の両方を適正な明るさにする。手ブレは光学式で補正。動き認識で被写体ブレも防ぐ。

 オリンパス「ミュー1020」(3万7100円)は1010万画素で光学7倍ズーム搭載。人の顔にピントを合わせながら、人と背景の明るさを同時に自動調整する。手ブレ補正はCCDシフト方式。背面のイルミネーションボタンは夜間撮影に便利だ。

■表現力が魅力のデジタル一眼入門機
α200K 同じ1000万画素でも、デジタル一眼レフかめらはコンパクト型よりCCD(撮像素子)のサイズが大きい。そのため、明暗や色の階調の幅が広く、表現力豊かな写真が撮れる。

 ソニー「α200K」ズームレンズキット(6万5800円)が採用しているのは1020万画素のCCD。最高感度ISO32000。高感度撮影時は画像処理でノイズを自動的に取り除く。手ブレ補正機能はボディーに内蔵されているので、どんなレンズでも有効。一眼の悩みであるホコリもフィルターとCCDを振動させることで取り除く。逆光時には内蔵フラッシュが自動的に起動するなど、初心者でも失敗しない機能が満載だ。

D60 ニコンのエントリーモデル「D60」レンズキット(8万8200円)は1020万画素。こちらは、レンズキットに含まれる18―55ミリのズームレンズに手ブレ補正機能を搭載している。ホコリには空気流制御とフィルター振動などで対処。レタッチやフィルター効果などの画像編集を本体だけでできる。起動時間は約0・19秒と高速。毎秒3コマ、連続100コマまでの連続撮影も可能だ。逆光フラッシュも可能で、オート撮影でも使いやすい。

 古くからデジカメを使っている人ほど、1000万画素もの高画質は不要と考えがち。だが、今後は高画質が当たり前になる。見劣りする画質で家族写真などを撮っていると、将来、不満が出るかもしれない。大は小を兼ねる。いま選ぶなら高画質だ。

投稿日: 2008年04月10日

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