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全国で使えてそこそこ速いデータ通信カード
いまやネットなしで仕事はできない。出張中であろうとも、事情は同じ。そこで欲しいのが「そこそこ速度が速く、全国で使えるデータ通信カード」だ
速度が速いという意味ではイー・モバイルがオススメ。だが、使用可能エリアがまだ主要都市部に限られている。全国で使えるといえばウィルコムのPHS通信だが、これは速度がイマイチ。出張族の筆者は、2つの通信手段を状況に応じて使い分けていたが、ようやく2つの条件を兼ね備えた通信サービスが登場した。auの「PacketWin」サービスだ。
最大3・1Mbpsの高速でブロードバンドモバイル通信を実現するサービスで、対応の通信カード「W05K」をパソコンにさせば、auの携帯電話が通じる場所―つまり全国―で、高速モバイル通信ができる。
これこそ、筆者が求めていたものだ。3・1Mbpsという最大速度は話半分で聞くとしても、通常のウェブ閲覧程度の使い方ではまったく支障がない。イー・モバイルよりは若干遅いようだが、エリアを心配することなく使えるのは魅力。実際、いまだにワンセグ放送が受信できない群馬県の草津温泉でも、きっちりつながった。草津がOKなら、エリアの心配はほとんど無用だろう。
費用は「WINシングル定額」への加入で月額5985円から(au携帯ユーザーの場合は毎月315円割引)。新規契約ならカード本体の価格が1円で済むケースもある。接続の際、現在契約中のプロバイダーの設定を使用すれば、プロバイダー料金はかからない。
ただ、auに限らず最近の携帯電話は中途解約違約金が大変高いので注意が必要だ。本体の価格が割引される代わりに、2年間の使用を義務づけられる「WINシングル定額 フルサポートコース」の場合、1年未満だと1万8900円かかる。筆者は、使わなくなったイー・モバイルを中途解約した際、1万6000円支払った。こんな目に合わないよう、ご契約は計画的に。

