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新作映画「MONGOL」
【こんな話】
12世紀のモンゴル。一部族の頭領イェスゲイは、9歳の息子テムジンの花嫁を決めた帰途、別の部族に毒殺される。その日からテムジンの運命は暗転。父の手下に家財は奪われ、命を狙われる身となる。
修羅場を潜り抜け、屈強な若者に成長したテムジン(浅野忠信)は、かつてのいいなずけボルテ(クーラン・チュラン)をやっと迎えに行くのだが、力が全てを支配する時代、幸せな時間は長く続かない。彼らの前に、兄弟の杯をかわしたジャムカ(スン・ホンレイ)が立ちはだかる。
【データ+ひとこと】
公開中。上映時間2時間5分。
総製作費50億円をかけ、ロシアのセルゲイ・ボドロフ監督がチンギス・ハーンの半生を再現。浅野の迫真の演技はオスカーノミネートも納得の迫力。
◆映画評論家 北川れい子
★★★と半分
真の主役はモンゴルの厳しい大自然。風景にしっかり溶け込む浅野忠信も大したもの。演技に重量感がある。わが「蒼き狼」の薄っぺらさを思う。
◆映画ライター 佐藤睦雄
★★★★
角川春樹版「蒼き狼」とは月とスッポン。モンゴルの大地の切り取り方が出色。戦闘シーンも血がたぎる。浅野の能面のような顔が奏効。
◆映画ライター 安保有希子
★★★★
浅野忠信あってこその本作、雄大な大地に凛と立つ彼の姿はチンギス・ハーンそのもの。史実をはしょりすぎの感もあるが、濃密な2時間に大満足。



