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映画決めゼリフ「ブレイブ ワン」

「恐怖は弱い人間のものだと思っていた」
ブレイブ ワン 愛する身内が不条理な暴力で殺されたら、加害者に厳罰を求めるのは当然の気持ちだ。その復讐心に応えるため警察という組織、裁判という制度がある…。

 主人公、エリカ(ジョディ・フォスター)は、婚約者を3人組の暴漢に殺され、自らも暴行を受け重傷を負う。ニューヨーク市警は多数の事件の一つとしてしか受け止めず、彼女の思いをくみ取る様子もない。

 ラジオパーソナリティーのエリカは、番組でこのセリフを吐き、被害者の立場で初めて知った恐怖を語る。だからエリカが拳銃を求めたのは、この恐怖心からだった。

 ところが偶然入ったコンビニでピストル強盗に遭遇。エリカは店員を射殺した犯人に向かって思わずその引き金を引いた。その時、彼女の中の何かが目覚めたのだ。恐怖の奥にあった暗い復讐心…。

 今年46歳のジョディ・フォスター。いつ見てもイイ女だ。内面から醸し出す凜とした美しさ―。本作でも怯え震えていた女性が、次第に犯罪を憎む復讐鬼に変わる心の動きを、あのブルーがかった瞳で魅せる。

 最近の日本、警察不祥事や心神耗弱に振り回される判決などを見ると、被害者の心の痛みはどこで癒やされるのか、と思う。

 エリカのような女が現れるかもしれない…。あなたは、エリカに訪れる結末をどう判断するだろう。

2007年10月公開。本編2時間2分。発売・ワーナー・ホーム・ビデオ、3979円=特別版。

「ブレイブ ワン」

投稿日: 2008年04月12日

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