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『法廷ライブ 秋田連続児童殺害事件』 産経新聞社会部
本書は、産経新聞社会部が、紙面ではなく、インターネットの「MSN産経ニュース」に「法廷ライブ」と銘打って法廷でのやりとりを逐一追い続けた公判報道の集大成だ。
紙面での連載が加筆されて書籍となった例は数限りなくあるが、いわゆるブログ本ではななく、本格的なネット報道が1冊の本になる。そんな時代になった。
母親が9歳のわが娘と、近所の仲良しだった4歳児を相次いで殺害した秋田の事件は、大量の報道とともに記憶に新しい。だが、法廷での膨大なやりとりは、当時見知った断片情報を吹き飛ばすほど生々しい。まさに、ジェットコースターのライブ感覚がある。
来年には、裁判員制度が始まる。あなたもこうした刑事裁判に参加して判決を導き出さなくてはならない。自分なら被告をどう裁くか。そんな思いで読んだ。 (産経新聞社・1470円)

