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竜宮城の食事は老化知らずの究極フード

 昔々、大昔。浦島太郎という若い漁師がカツオ釣りに出掛けたが、魚はかからず自分の居所も分からなくなってしまう。

 すると霧の中から海神の娘と名乗る美しい姫が出現。一目で恋に落ちた2人は竜宮城へ。そこは老いも死もなく、妙なる音楽が流れる天国のような楽園だった。結婚した2人の前には、朝から山海の珍味が盛大に並ぶ。脂の乗った魚介料理などが多かったのではないだろうか。

 アワビやタコなどだったら心臓を丈夫にするほか脳卒中などを予防する機能で注目のタウリンがたっぷりだ。旬のカツオだったら物忘れを防ぐドコサヘキサエン酸や血液のさらさら作用で脚光を浴びる脂肪酸もとれる。ワカメなどの海藻サラダもあった可能性があり、そうするとビタミンCと食物繊維がとれる。姫たちには便秘はなかったはずだ。通じがとどこおると長生きはできないからだ。

 竜宮城の食事は究極のエイジレス(歳をとらない)フードだったのだ。いつしか里心の芽生えた浦島は帰ろうとする。その時、姫が小箱をくれた。船出した海辺に着くと、故郷の村はあとかたもない。絶望して箱を開けると、煙が出て一瞬でよれよれの老人となり死んでしまう。3年ぐらいの滞在と思っていたのに、何百年も経っていたのだ。
  (食文化史研究家・永山久夫)
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強精たれの作り方
 おろしたニンニクとしょうゆでたれを作る。旬のカツオで刺し身を作り、これをたっぷりつけて食す。ニンニクにもカツオにも精力を強くするアルギニンがたっぷりだ。

せっかちなニッポン人の知恵「うなどん」
将軍への道、七色の飯
マムシの野望を叶えた「黒ゴマ」
「雑炊」はパワーフード
刺し身より薄く、たれで食す「なます」
「ユズ塩辛」
江戸一番の美人・お仙の好んだ「渋茶」
西郷の好物だった「ウナギ」
昆布で不老長寿

投稿日: 2008年04月15日

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