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まだまだ難解 突然起きるパソコントラブル

パソコントラブル 記者はパソコンを使い始めて、かれこれ20年近くになる。プログラミングなどの高度な技量はないが、操作方法の解説記事を書く程度の知識は持ち合わせているつもりだ。だが、まだまだパソコンは難しい。そんなことを実感させる出来事があった。

 数日前からエクセルのファイルがダブルクリックで開かなくなった。ソフト自体は立ち上がるのだが、「○○○(ファイル名)が見つかりません」というエラー表示が出てしまう。ソフトのインストールディスクを使って「修復」作業もしたのだが、症状は直らない。

 仕方がないので、検索サイトで「エクセル」という言葉とエラー表示に記載された「見つかりません。名前を正しく」という言葉をアンド検索で入力し、解決策を探してみた。

 余談だが、パソコンで何かトラブルが起きたときは、エラー表示された画面の中の言葉をそのままキーワードにして検索すると、同様のトラブルに見舞われた人のブログや、解決策を提示しているサイトを見つけ出せることがある。トラブルに見舞われた際は試してみてほしい。

 検索した結果、「パソコントラブル解決!今週のQ&A」というサイトを見つけた。その中の「第299回 エクセルのファイルが開かない」という項目が、まさに今回、記者が見舞われたトラブルと同じものだった。

 同サイトには《エクセルのオプション画面内にある「ほかのアプリケーションを無視する」という項目から「チェック」をはずせば解決する場合がほとんど》とあった。ただし、これはエクセル2003までの対処法で、記者が使っているエクセル2007だと、「Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」という表記に変わっている、とのことだった。

 このサイトの指示通りにしたところ、問題はあっという間に解決。何事もなかったかのようにファイルが開くようになった。

 それにしても、である。そもそも記者は、「―無視する」という項目にチェックした覚えはない。たぶん何らかの原因で、勝手に設定が変わってしまったのだろうが、こうしたことが往々にして起きるのが現在のパソコン(ソフト)だ。こんな症状が起きた場合、専門家ならいざ知らず、一般ユーザーは対処のしようがない。

 それ以上に問題なのは、なんとか修復しようと努力しても、そのヒントになるはずの言葉が理解できない点だ。今回のケースで記者は、サイトで調べる前に何回も「オプション」画面を開いていた。だが、そこに記してある「DDEを…無視する」という言葉がトラブルの原因だとは、まったく気づかなかった。この記事を読んでいる人の中で「DDE」の意味が分かる人は何人いるだろう?

 マイクロソフトによると、エクセル2007は、それまでのバージョンより分かりやすく使いやすく“改善”したのだという。たしかに、表面的な使い勝手は向上しているように見える。だが、こうした細かい部分―でありながら、とても重要な部分―は改善されていない。むしろ、「DDE」などという言葉が使われている分、前バージョンより分かりにくくなっている。

 パソコンは複雑な機械だ。だからこそ、作り手はせめて、ユーザーが接する部分の言葉ぐらいは平易な表現にするべきだと思うのだ。
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【別項 兼 写真解説】
 囲んだ部分のチェックを外せば、問題は解決する。このトラブルは頻繁にあるようでマイクロソフトのサイトにも“修復方法”が記載されていた。それにしても、何のためにこうしたトラブルを誘発する「無視する」機能が必要なのか、全然わからない。

投稿日: 2008年04月16日

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