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変わり種ICカードが続々登場
現代社会の必需品となったICカード。日本国内では年間約1億6000万枚ものカードが発行され、2011年度には約3億枚も発行されると予想されている。その利用範囲はクレジットカード、キャッシュカード、交通定期券、社員証、会員証、商品管理タグなど、実にさまざま。携帯電話への組み込みもすっかり一般的になった。こうした普及に伴い、さまざまなタイプのICカードが登場している。
大日本印刷は、印刷技術と製版技術を組み合わせ、光沢感や素材感を演出する非接触ICカードを開発した。意匠性が高く、会員証などに付加価値を付けることができる。写真は手前からジーンズ、皮、木目の風合いを出している。ほかにも、擬似エンボス(凹凸感)とメタリック印刷(高輝度)の表面加工が可能という。
凸版印刷、日立、日立化成の3社は共同で、ホログラムと非接触ICチップを一体化した「ICホログラム」を世界で初めて開発した。このICホログラムをブランド品などに貼り付けると、目視による偽造確認とトレーサビリティ(流通履歴管理)が同時にできるので、販売者にも消費者にも便利だ。
共同印刷は、フェリカ搭載の国内最小クラスの非接触ICカードを開発した。奥が通常のサイズのカードで、内側を切り抜くと手前のサイズになる。カードの隅にキーホルダー用の穴も空いている。
大量の情報が入り、ケーブルなどを接続する必要がない非接触型ICカードは、証明書や電子マネー、各種記録に利用できる。今後も応用範囲は広がるはずだが、携行しやすいサイズや見た目に楽しい加工は、その普及に一役買うことだろう。

