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ダンディズムは足元にあり

■洞口依子、おつかれさま
 新入コンパの
 居酒屋で
 下足を揃える
 あの子が
 可愛いや

 イエ~イ!
 新入社員諸君!どうですか?

 夕刊フジ読んでくれているかしら? サラリーマンの必読タブロイド。「おつかれさま」で毎週金曜日お会いしましょう。

 ところで。
 スーツもワイシャツも揃えたでしょうが、意外とこだわらないのが足元。スーツなのに学生気分で白いソックス履いてません?

 先日、何かのドキュメンタリーで新橋の靴磨きの女性の番組を見ました。86歳にもなるという彼女は、昭和25年から新橋で靴磨き一筋。お客の靴を通して様々な人間模様を垣間みてきた方です。

 彼女にとって靴磨きは家族を養う仕事だけではない、プロとしてのプライドを感じました。「皮というのは呼吸しているのです。私は自分の磨いた靴はすぐわかります」と。皮は呼吸しているから、最近の安手の靴磨きワックスなどを使用してしまうと、皮の表面にペンキ塗ったみたいになって皮が呼吸できなくなり、縦じわが入り、ダメになってしまうと。つい便利に使っているモノが素材を台無しにしていたとは。

 そこで私はふと幼い頃、父が休日になると家族全員の革靴を並べて一生懸命磨いていたことを思い出す。革靴が貴重だった時代。一足の革靴を大切に履いていたあの頃。今だって同じなはずなのに。

 今、若い人は靴磨きの道具も磨き方もガード下の靴磨きの存在も知らない。男のダンディズムは足元に在り。その昔一流ホテルには必ずVIPが通うシューシャインショップがあったのだから。いつの時代でも靴磨きは究極の男の身だしなみかもしれません。

投稿日: 2008年04月20日

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