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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第24回
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ここ2日間、昼は弥彦のふるさとダービー、夜は四日市FⅠナイターと文字通り競輪三昧ではあるが、私ならずともファンなら誰しも多少なりとも、アタマに来ているのではないだろうか。
まず昼。
レースも後半にさしかかったところで、スタジオにどこかの放送局の女性司会者らしき人をゲストに招き、あろうことか「青板、赤板とは」「スジとは」と、今さらながらのことを延々と語らせているのである。
凡そ、競輪を打たない、打つ人の気持ちを理解していない人物の発案企画なのだろうが、初級講座なら、違う時間帯の別の番組でやるべきである。
ほぼ100%、今まさに打たんとする人間が見ている時に、何か水を差された気がし、競輪のマイナーたる所以(ゆえん)の一端を見せつけられた気がした。
夜は後閑信一である。
メンバーをざっと見るまでもなく、実績、格、共に頭2つも3つもリードしていて、たとえ点であろうとアタマは鉄板。あとはヒモ探しだろう、と誰もが考えるところ、2日間とも先行の番手を廻りながらも、2着、2着である。
本人の弁によると「初日は前を残そうとした」結果、今年1勝もしていない選手に大外を強襲され1勝をプレゼント。2日目準決はインに詰まった先行型を捨て、捲って行ったところ、遅れて追いかけた先行型にゴール前あっさり交わされてしまった。
もともと相性の悪い後閑で勝負した私がバカだった、ということか。
「尊敬する」と公言してはばからない、あの神山を中割りした”競輪道” ”プライド”をかなぐり捨てた走りは、どこへ行ったのだろうか。
今夜の四日市S級決勝、展開的にも3後閑のアタマでヒモ探し、ということにやはりなりそうだが、腸が煮えくり返っている私は、準決で凄い捲りを見せ今年優出を外していない1山口貴弘から、気楽に小銭で流して遊ぼうと思っている。
「3度目の正直」という言葉もあるが、「2度あることは3度ある」という言葉もある。 (画家・歌手、友川カズキ)




