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王侯貴族の秘薬「サラシア」
健康食品花盛りだが、今年注目したい素材がサラシアだ。
サラシアはデチンムル科のツル性樹木。インドやスリランカでは、古くから根や幹の抽出エキスが飲用されてきた。その昔、糖尿病を恐れたインドの王侯貴族たちは、サラシアの木で作ったカップに水やお湯を入れ愛飲していたとも。近年その“魔法のカップ”の解明が進んだ。
「血糖値を下げるサラシノールやコタラノールという成分に加え、油を分解するポリフェノールなども含まれていることが分かった。一般に糖尿病患者が血糖値抑制のために服用している薬と成分比較したところ作用の大差もない。ただ医薬品のように、切れ味のある効果は望めない。その分、天然成分なので、緩やかに効き体に負担がなく、また副作用の心配がない」と話すのは、マウスを使った実験を行った京都薬科大学生薬学の吉川雅之教授。
現在、異業種参入した富士フイルムをはじめ10社以上のメーカーが、茎や根を粉末や錠剤にしたものを販売している。
効果的なのは食事をとる30分から1時間ほど前の摂取。あらゆるダイエットにくじけてきたという方、アーユルヴェーダ伝承の秘薬はいかが。

