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宮本武蔵も常食にした「玄米干飯」

 とにかく強い。誰と試合をしても、勝つのは常に宮本武蔵(1584―1645)なのだ。13歳の時に有馬喜兵衛という新当流の達人を一撃で打ち倒して、武芸者としての道を歩き始める。

 以来、62歳でこの世を去るまで六十余度の勝負をするも、1度も負けたことがないと「五輪書」に記している。特に有名なのが、舟島(巌流島)で佐々木小次郎と行われた決闘。このときも勝ったのは武蔵で、櫂(かい)で作った木刀で相手を倒している。

 武蔵は何を食して、これほど鋭い肉体と勝負運、そして剣技を高めたのだろうか。詳細は不明である。しかし、彼の行動原理の書である「独行道(どっこうどう)」には、「身ひとつに美食を好まず」とある。

 当時の武士は1日に玄米5合(750グラム)を朝と夕の2回に分けて食べていた。基本的には武蔵も同じだったはずである。

 諸国修行中は、兵糧によく用いられた「干飯(ほしいい)」が中心だったとみてよい。米を蒸してから干したものでカロリーの高い保存食だ。材料は玄米だからビタミンB1、E、亜鉛や鉄などの多い理想的な戦闘食。食べるときに湯や水でもどすが、あまりうまいものではなかった。
  (食文化史研究家・永山久夫)
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干飯の作り方
 いつ何が起きるか分からない危険な時代になってきた。理解不能な凶悪事件が多すぎる。さぁ、玄米干飯を食べようではないか。玄米のモチ米を水につけてから蒸す。カラカラになるまで干したらできあがり。「食」だけでも武蔵に近づこうよ。

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投稿日: 2008年04月22日

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