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「言葉のタネ明かし」週末―広辞苑では「金曜日」含め
絶好の行楽シーズン。毎週末のお天気が気になるところだが、さて「週末」とは何曜日のこと?
大抵のカレンダーでは週の一番左に日曜日がきていることでも分かるように、一週間の始まりは日曜日とされている。そうすると、土曜・日曜を「週末」と呼ぶのは間違いということにならないだろうか。
「週末」という言葉は、人によって受け止め方が実にまちまちである。だから広辞苑(5版)もその定義を「土曜日、また土曜日から日曜日へかけていう。近年は金曜日を含めてもいう」といった具合に、あいまいに書かざるを得なかった。
ビジネスマンの多くは恐らく、月曜日を週の始まりと考えるだろう。ビジネス手帳にも月曜日から始まるものが随分とある。当然、土・日が週末ということになるが、なかには広辞苑が示すように、「週末は金曜日の夜(アフター5?)から」と考える人もいるかもしれない。
競馬の騎手、調教師にとってもやはり、「一週間」は月曜に始まり日曜で終わる。日曜開催のレースに合わせて馬を調教するからだ。
「週末」のとらえ方は職業だけでなく世代によっても異なる。テレビゲーム世代の若者なら「週末は月曜日の朝まで」と主張するかもしれない。若者諸君、「徹夜でゲーム」は体によくないんだけどなあ…。
(産経新聞大阪編集局校閲部長 清湖口敏)
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