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「温泉の底力」自律神経失調症
新しい職場の体制が始まるこの時期は、心がふさいで出社したくなくなる。そんな自律神経失調症気味の人には、思い切り気分転換のはかれる温泉を紹介したい。
温泉コンサルタントの中澤克之氏によると、「自律神経は、ストレスなどが大きく作用しているので、温泉における転地療養が回復を助けています。自然が豊かで、リラックス効果のある立地にある単純泉などが自律神経失調症にはいい」と指摘する。
お勧めは、北海道のカルルス温泉。支笏湖・洞爺国立公園内の雄大な自然の真っただ中に立地する。同温泉の全6軒の宿に湯を配湯しているオロフレ荘の専務はこう説明する。
「うちの温泉は、成分的に体を温める効果が非常に高いんです。湯から上がって、3時間ほど経っても、体がジトーッと温かなんですね。発刊作用の多くなることが、自律神経にもいいのかもしれません。この登別・カルルス地区は、海から発生する霧の中にも、塩分やマグネシウムなどが含まれる。緑豊かな森の空気とマイナスイオンが相互に作用して、自律神経に心地よく働くのではないでしょうか」
時計を見る必要もない。きれいな水で作られたご飯を部屋に運んでもらい、人との接触も避け、2―3日ゆっくりする。そんな1人客も数多く訪れるという。
JR登別駅から送迎車で約15分。日帰り入浴もできる。
首都圏では、群馬県の万座温泉いいらしい。標高1800メートルの山の上に、約10軒の宿がある。その1つ、万座温泉ホテルに聞くと、「昔ながらの湯治場です。泉質は、酸性の硫黄泉で、色は乳白色神経性ストレスも効能にうたっています。大自然に囲まれた源泉かけ流しですので、都会の方々のストレス発散に効くといわれてます」
JR吾妻線万座・鹿沢口駅からバスで40分。
また、異色なのは、徳島県の土柱(どちゅう)温泉だ。土柱という世界に3カ所しかない土の柱の残された観光地として、平日から数多くの方が訪れているという。
「土柱の近くにある土柱休養村温泉の泉質は、単純硫化水素なので、自律神経失調症にも効能があるようです」(中澤氏)
JR徳島本線山川駅から車で約10分。
たまに休暇をとって、喧騒から離れ、ぼ―っとするのもいいかもしれない。
