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脱出ゲーム「クリムゾン・ルーム」開発者・高木敏光さん
4月、初の小説『クリムゾン・ルーム』(サンマーク出版)を出版しました。私が開発したインターネットでの脱出系ゲーム「クリムゾン・ゲーム」を舞台にした小説です。このゲームは世界中で5億アクセスを超え、いまはニンテンドーDSでも楽しめます。
大学時代は小説を書き、「群像新人賞」「すばる文学賞」の最終選考まで残ったこともあります。子供のころは、文学全集なども読みましたが、犯罪、暗黒小説に強く惹かれましたね。父親が公安警察で、先輩たちが自費出版した事件の実録物を、書棚で目にしていたからです。
学生時代からの愛読書はハメット『マルタの鷹』、ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、カミュ『異邦人』など。『クリムゾン―』執筆中は、3冊を横に置いて書きました。
いま好きな作家は、米国のジェイムズ・エルロイ。映画「LAコンフィデンシャル」「ブラック・ダリア」などの原作者です。歴史を曲げるのではなく、その隙間を見事なフィクションで描く作風が好きです。次作はホラーの形はとらず、恐怖を描く予定です。(マルチメディア・クリエーター)




