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新作映画「大いなる陰謀」
【こんな話】
未来の大統領候補アーヴィング上院議員(トム・クルーズ)はジャーナリストのジャニーン(メリル・ストリープ)をオフィスに呼び、対テロ戦争での極秘作戦の情報をリークする。しかし彼女は、その裏の巨大な陰謀をかぎつける。
一方、アフガニスタンの山中では、国の為に志願した青年2人が生き残りをかけた壮絶な戦いを強いられていた。彼らの恩師である大学教授マレー(ロバート・レッドフォード)は若い学生に2人の話をして、政治に無関心でいることの愚かさを訴えていた―。
【データ+ひとこと】18日公開、上映時間1時間32分。レッドフォード、7年ぶりの監督作。米国のテロ戦争の裏側を政治家、ジャーナリスト、青年兵士、大学教授らの異なる視点から斬り、物語を同時進行させてドラマチックに描く。
◆映画評論家 北川れい子
★★★★
政治家の野望に踊らされるのはいつも若者。脚本構成が舞台劇のようで、せりふも多いが、俳優陣が完璧。中でもトム・クルーズは嫌味なほど達者。
◆映画ライター ミルクマン斉藤
★★★★と半分
地味なディスカッション劇だが米国の現状を立体的に考察し秀逸。監督のどこか全共闘世代を思わせる無力感、トムの“羊”っぷりも実にいい。
◆映画ライター やまがたじゅん
★★★★と半分
自分に自信を持ち信念を持った人たち―。彼らの心の裏にある迷いが見え隠れする。何が正義か、本当の真実は何か…深く考えさせる問題作。


