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映画決めゼリフ『ヘアスプレー』
「パパたちが学ばせて貰うよ 遠くまで見ているお前から」
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カラフルなジャケットに、ちょっと退いてしまうオトーサンもいるだろう。その上、痛快コメディーミュージカルに不安も感じた。が、時間の無駄かと恐る恐る見たら、これが意外とイケテル映画!!
1960年代の米国の地方都市を舞台にしたダンスが大好きな太めな女子高生の話。60年代風ミュージックが、ノスタルジーを感じさせる。
当時、ダンスホールでは真ん中にロープを張って、白人と黒人が区切られていた。人種なんて気にしない女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)はダンスが楽しく、ヘアスプレーメーカーがスポンサーの人気テレビ番組のダンサーになるのが夢。番組オーディションに彼女は出場するのだが…。
人種差別がテーマのひとつだが、重たくないところがイイ。差別なんて意識しない未来を向いた若者たちが、明るくポップに時代を動かす姿に喝采を送りたくなる。
このセリフは父親がトレーシーに向かって言った。「パパとママの時代は玄関のドアまでしか見ていない。だがお前ははるか先を見ている」―と。経験多き親の言葉も大切なことを子らに教えている。だが子らの言葉にもきっと親が学ばねばならないこともあるはずだ。
トレーシーのママ役はジョン・トラボルタが女装して熱演。それだけでも一見の価値あり。本作で、「ハジケる!」という体験をしてみてはいかがだろう。
2007年10月公開。本編1時間56分。発売・アスミック、4179円=スペシャル・エディション。



