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低迷Xbox360に強力助っ人
日本市場のシェアは60万台で、相変わらず低迷中のマイクロソフト(MS)の家庭用ゲーム機「Xbox360」。その陣営に今年2月、MSのセキュリティ部門の第一人者として知られる奥天陽司氏が加わった。MSのセキュリティレスポンスチームから、まったく畑違いのXboxマーケティング本部へ自ら志願しての異動だ。現在、PRグループマネージャーをつとめる奥天氏は、同陣営の強力な“助っ人”として期待されている。
一見、ゲームとは無縁そうに見える奥天氏だが、「実は私、ゲーム大好きなんです」と言う。
「Xbox360のソフトを50本くらい買い、夜中にひとりでこっそり遊ぶ生活を2年間続けていました。ここに異動できて本当にうれしいんですよ」。奥天氏はコントローラーを手に笑顔で語る。
奥天氏は12年前、米国本社に先駆けてMS日本法人にセキュリティ事故対応部門を作り、企業対企業のビジネスを手がけてきた。
「このときの私の課題は、コンピューターが身近に感じられない人にも同じ文化を共有していただく、ということでした。この課題はXbox360も同じ。とくに日本でのXbox360は、まだ一部の人の間でしか支持されていない感じがします。もっと多くの人にXbox360を身近に感じていただけるようにするのが、私の当面の課題になるでしょう」
課題解決の一策として奥天氏が考えているのが「ボイスチャット」だという。
「私がXbox360の面白さに目覚めたのは、ボイスチャットでした。それまで私はPCゲームに夢中だったのですが、PCで他のプレーヤーとコミュニケーションを取る方法は当時キーボードしかなかった。でも、それではゲームの楽しさを支えるバーチャルリアリティー感が半減してしまうんです。ボイスチャットで私が体験した楽しさを、たくさんの人と分かち合えるよう(PRを)頑張りたいと思います」
正直言って、前途はかなり厳しいが、奥天氏はさほど気にしていないようだ。
「マイクロソフトらしく、当たり前のことを当たり前にやる。まずはそこから。結果は後からついてくると思います」



