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生島ヒロシに学ぶ 50歳を過ぎても間に合う資格GET術
フリーキャスターの生島ヒロシさん(57)がさきごろ、「防災士」の資格を取得した。その後合格したECO検定と合わせ、50歳を過ぎてから取得した主要な資格は5つを数える。「決して資格マニアではない」そうだが、多忙の中、次々と資格試験に合格するには何らかの秘訣があるに違いないと、聞きにいった。
生島さんは毎年初め、1年のテーマを掲げている。51歳の2002年、マネジャー兼プロデューサーから「今年はファイナンシャルプランナー(FP)の試験に取り組みましょうよ」と提案されたのがキッカケ。
「記憶力が衰えているので、落っこっちゃったら嫌だ」と拒否したが、マネジャーも一緒に勉強するからと説得されたそうだ。50歳でなくとも記憶力に自信のない向きは多いだろうが、同伴して走ってくれる仲間は頼もしいものだ。
FPがカバーする範囲は銀行と証券、共済の扱う金融商品の違いは? といったものから、不動産やマーケットのことまで、とても広いが、努力を6カ月続けて一発合格。生島さんは、資格に挑む“御利益”をこう話す。
「なんとなく蓄積してきた知識を、基礎から勉強し直すには資格試験ってうってつけ。教科書より分かりやすい。私の場合は、ラジオのトークのネタにもなるし、一石何鳥ですね」
最初の資格に合格したことで、「コツみたいなものをつかんだ」。03年には、義母を介護した経験から福祉住環境コーディネーターを、05年にはラジオ番組で毎回、健康情報を取り上げているからとヘルスケアアドバイザーを受験。そして、04年の新潟県中越地震で新幹線に6時間閉じ込められた最中、「ラジオと防災はつながっているけれど、自分自身にはあまり知識がないなあ」との反省から昨年受験した防災士を含め、すべて一発合格した。
「やっぱり50歳だと覚える力が弱いんですよ。すぐアレ何だったっけとなる。でも、そこで諦めない。3回で覚えられなければ5回繰り返す。記憶力は衰えても、50歳はいろんな経験を積んでいるから、5回繰り返せば、その経験とつながって身に付くんですよ」
5回とは大変だが―。
「茂木健一郎さんによると、脳はM体質。イジメればイジメるほど喜ぶそうですよ。読むだけでなく、3色ボールペンを使って書いたり、間違いやすいポイントをコンパクトにまとめてカードを作り、とにかく時間が5分できれば、取り出して覚えることです」
こんな動機付けもある。
「ウンチクが溜まってくるとね、他人に披露したくなるんですよ。周りから『へぇ~』というリアクションがあると、喜びになるもんです」
実は、ECO検定は初めて一度落ちたそうだ。「テキストはサラッと2回だけで、過去問中心に勉強したんですが、新しいジャンルなので過去問に蓄積もなかったし、問題も重箱のスミをつつくような…」と直後は負け惜しみも出たが、「勉強した時間が一番短かったのは確か。受験のコツはつかんでいるからと甘くみていた」と反省の弁。
結局、奇策はなく、動機付けとひたすら勉強、スキマ時間にも勉強という王道が近道ということか。
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■生島さんが持つ資格■
防災士
日頃の防災意識の啓発のほか、大規模災害時の対応能力の訓練も必要。日本防災士機構。
ファイナンシャルプランナー
金融商品や保険、不動産などマネー全般の知識を持ち、個人の財政プランをアドバイスする。日本FP協会。
ヘルスケアアドバイザー
健康の維持や病気の予防に関してセルフケアをアドバイスする。日本チェーンドラッグストア協会。
福祉住環境コーディネーター
医療・福祉・建築についての知識を身につけ、高齢者や障害者が住みやすい住環境を提案する。商工会議所。
ECO検定
正式名称は環境社会検定試験。環境問題に取り組む“人づくり”も目的のひとつ。商工会議所。



