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大前研一の「IT時評」検索広告は頭打ち?

テーマ1:グーグルの株価が低迷している。米ビジネスウイーク誌は「検索広告という収益モデルは頭打ちなのではないか」と報じている。

 グーグルは1998年に生まれており、ちょうど10年目です。まだ安定を志向するには早すぎますね。

 こうした低迷の時期は、マイクロソフトもアップルも、ヤフーも経験しています。アップルの場合、低迷の時期には創業者のスティーブ・ジョブズが追放されており、彼が戻った後に復活を遂げました。

 私は、今のグーグルにはあまりにもたくさんのアイデアがありすぎるのではないかと思います。それによって焦点が絞れず、あぶはち取らずになっているのではないでしょうか。

 たとえば、「グーグル・チェックアウト」というネット決済サービスは、私も以前から注目しているのですが、発表後しばらく経っているにもかかわらず、目立った進展がありません。ひとつひとつのアイデアをきちんと掘り下げて定着させる人―つまり開発ではなく、オペレーションに強い人たちがグーグルには必要なのかもしれません。

 では、そうした人材をどこから手に入れるか? 私はやはりヤフーのような会社から手に入れるのがよいと思います。マイクロソフトがヤフーを買収する前に、オペレーションに強い人材を引き抜くのがいいでしょう。

ビジネス・ブレークスルー(スカイパーフェクTV!757チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

投稿日: 2008年05月01日

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