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チェリスト藤原真理さん-読書で洞察力深め演奏に反映

 例えば、バッハを理解するためには宗教について知っていることが大事で、キリスト教関連の本を読むようにしています。
 井沢元彦監修の『キリスト教暗黒の裏面史』はキリスト教が多面的に描かれ、繰り返し読んでいます。新しい本では『キリストの棺』。著者の1人は西洋人の鑑識考古学者で、キリストと家族の墓と思われる地の棺の付着物から分析していて、引き込まれました。

 推理小説も好きです。『ダ・ヴィンチ・コード』は著者のインスピレーションの赴くままに展開するのがいいですね。料理のレシピがたくさん出てくる『白い国籍のスパイ』も印象的。海外物だけでなく、瀬戸内寂聴訳『源氏物語』なども読みます。

 本を買うときは厳選します。処分が大変なので、時には友人と貸し借りも。『ハリー・ポッター』は借りて読みました。

 最近「ベートーヴェン 街の歌」CDをリリースしました。チェロは人間の声の音域に最も近い楽器ですが、読書で人間への洞察を深め、演奏に反映させたいと思っています。(チェリスト)

投稿日: 2008年05月02日

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