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映画決めゼリフ「ディスタービア」
窓の外を見ている君は、混乱した世界を理解しようとしているようだ
高校生のケール(シャイア・ラブーフ)は、教師を殴ったことで、裁判所から自宅軟禁の処分を受け、自宅から30メートル以上離れると、警察に通報される監視機器を足首に付けられる。母親からはテレビもゲームも取り上げられ、楽しみは近所を覗き見することだった。
そんなとき隣家に、同じ年頃の美女アシュリーが越してきた。彼女は時々思い詰めたように外を見ている。彼女と話すようになったケールは、彼女が両親の不仲で悩んでいたことを知り、このセリフで励ます。
大人のやり方が理解できず、大人から理解されない若者は、いつの時代でも悩んでいるのだ。
前半は、悩める若者のラブロマンスが展開するが、後半、手に汗握るサスペンス・スリラーに一転する。
それはケールが裏に住む独身男を覗き見たことから始まる。男は血の付いた重い袋をガレージに運び込んだのだ。ちょうどこの周辺では、赤毛の女たちが行方不明になる事件が起こっていた。彼は殺人鬼なのか。
アルフレド・ヒチコックの名作『裏窓』のシチュエーションそっくり。だが好奇心旺盛な高校生が主人公で、名作より無鉄砲でハラハラさせられる。話を面白くするためにご都合主義的なところもある。それでもドキドキ感はうせない。最後は一気に心拍数が跳ね上がるようなスリラー感を味わえるから許してやろう。
2007年11月公開。本編1時間44分、発売・角川エンタテインメント。3990円。

