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脚応えアリ!!「小嶋敬二(石川・74期) 参加選手全員に”参りました”と言わせるようなレースをしたい」


 今開催の注目選手は、この人しかいない。
初日11Rに出走するS級S班、小嶋敬二(石川・74期)だ。

 今年2月の西王座の連覇をはじめ、昨年の全日本選抜以降の特別競輪は全て優出。
好調を維持している様に見えるが小嶋が、トップ選手が顔を揃える全プロ(奈良)ではなく、京王閣FⅠナイターへの登場だ。
 「確かに今、自力型では山崎(芳仁)君平原(康多)君、僕の3人が1歩リードしている。だからといって、この2人とばかり戦う事が、果たしていいのかどうか。
 ふるダビ弥彦)の後で、山崎君と冗談交じりに話したんですよ。お互いに意識し過ぎた結果、平原君に先行されちゃった。2人とも何やってるんだろうって(苦笑)。
 上位陣で戦う場合、ある程度セオリー通りに走った後で力勝負になる。でも今開催は力vs力ではなく、皆が僕を潰しにくると思うんです。セオリーが通用しない、予想だにしないレースをしてくると思う。その挑戦をしっかり受けたうえで、力でねじ伏せる。戦法的な部分で、今後のレースにつながってくるはず」と、小嶋は説明する。
 なにより、今はレースに合わせて調整しても、思うように調子を高めることができない状態だという。
「去年後半の調子をなんとか維持しているだけ。今は特別の決勝で何とか戦える、というギリギリの状態」だという。
 トッププロとはいえ、好調を維持し続けるのは難しい。
小嶋の場合、骨折で身体を休めていた状態から急に練習を再開し、一気にGPにピークを持っていった無理が、出てしまっているようだ。
 「今はお客さんに、かなり迷惑をかけてると思います。今開催は”優勝”が絶対条件。思うように調子を上げられない状態でも、ファンの期待を裏切らず、S級S班らしいレースをして優勝して帰る。そうすることが、後半戦にもつながるはず。参加選手全員に『参りました』と言わせるくらいのレースをしたい」
 苦しい中で、どのような走りを見せてくれるのか。3日間、小嶋の走りに注目したい。   (川村 淳)

投稿日: 2008年05月10日

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