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新作映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
【こんな話】
20世紀初頭のカリフォルニア。一獲千金を夢見る鉱山労働者ダニエル・プレインヴュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、一人息子のHW(ディロン・フレイジャー)を連れて石油採掘を行っていた。そんな時、ある青年から故郷の土地に石油が眠っている―と聞きつけたダニエルは、米西部の小さな町リトル・ボストンに向かう。安価な土地を買い占め、見事石油を掘り当て、富と権力を得たものの、それは破滅への始まりも意味していた―。
【データ+ひとこと】
公開中。上映時間2時間38分。ポール・トーマス・アンダーソン監督の最高傑作との呼び声高い本作で、ルイスは本年度アカデミー賞主演男優賞を獲得。その演技は、心をわしづかみにする。
◆映画評論家 北川れい子
★★★★
D・デイ=ルイスのワンマン演技に金縛り。時代や状況も生々しく、石油に取り憑かれた男の半生がグイグイ迫る。口中が苦くなる力作。
◆映画ライター 轟夕起夫
★★★★★
アメリカン・ドリームを“黒い哄笑”で染めあげる石油バカと牧師の“黒い血”対決が面白すぎる。題名に偽りなし。「血ィ見るど~」な傑作活劇。
◆映画ライター 安保有希子
★★★★
音楽や演技など、どれも皆一級品で、徹底した残虐ぶりが見事。人間の欲望の深さに圧倒されまくり。ただ、この映画は人を選ぶ。そして疲れる。

