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最相葉月・監修『星新一 空想工房へようこそ』
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没後10年、未来を描いたショートショートがいまだに色あせず、本が売れつづけている星新一のさまざまな舞台裏を紹介している。
書斎や遺品、暮らした街や別荘のあった箱根、通った銀座のバー「まり花」。作品を彩った真鍋博と和田誠の華麗なイラスト。監修者のコラムをはじめ、星に愛された作家、江坂遊と新井素子、作品を英訳している次女星マリナのエッセー。
細かな字でびっしり書き込まれた下書き原稿やメモには、頭が”神がかり状態”(デーモンがつくともいう)になるまでの創作の苦心がうかがえる。
星の評伝などを書いた監修者だけに、巻末の年譜を含め、星の全容がコンパクトだが華やかに127頁の冊子でまとめられている。
(新潮社・1365円)
