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仕事でMac(2)とにかくすごいカバーフロー&クイックルック

pc20080508_04.jpg アップルの「Mac(マック)」は、そのデザイン性の高さやウィンドウズとは異なる基本ソフト(MacOS)で動いていることから、「高級」で「特殊」なコンピューターと思われがちだ。そのため、仕事での利用には不向きと考える人も多い。だが、先週書いたように、価格は同等性能のウィンドウズ・マシンより安い。画面や操作方法はウィンドウズと若干異なるが、作業効率を上げる工夫が随所にある分、ウィンドウズよりも効率的に仕事を進められる。今回は、そんな工夫のひとつであるファイルの表示機能について紹介する。

 パソコンで仕事する際、もっとも頻繁に行うのは「調べる」作業だ。ウェブでの情報検索から、自分のパソコンの中にあるファイルを確認する作業まで、パソコンはほぼ一日中、何らかの「調べる」作業に使われている。

 その作業で重要なのは「速さ」だ。たとえばファイルの中身を確認する際、ウィンドウズでは対応ソフトを起動してファイルを開かねばならない。ファイルがワードやエクセルなどオフィス系のソフトで作られたものなら、ソフトの起動にかなり時間がかかる。その間、ユーザーは手持ちぶさたに画面を見つめているしかない。

pc20080508_05.jpg 時間がかかるといっても、せいぜい数秒から十数秒ではないか、という人もいるだろう。だが、ファイルを確認する作業は1日1回ではない。1日に何十回も行っているはずだ。かりに1日100回、ファイルを確認したとしよう。ファイルが開く時間が平均5秒とすると、5秒×100回で500秒。実に10分近くが、ただファイルを開くために無駄に費やされていることになる。

 以上はウィンドウズの例。では、Macはどうか? Macには、その名も「プレビュー」という閲覧専用のソフトが標準で付いている。このソフトのファイル展開能力はかなり強力で、画像やPDFファイルはほぼ瞬時(1秒以内)に開く。ウィンドウズでは5―10秒かかるものが、Macなら1秒で見られるのだから、効率の良さは明らかだ。

 さらにMacには、「プレビュー」さえ凌駕するファイル閲覧機能「カバーフロー」と「クイックルック」がある。

 「カバーフロー」は、立てて並べたLPジャケットをめくるようにフォルダ内のファイルを閲覧できる表示方法。ファイルはアイコンではなく、中身がそのまま表示されるので、目的のファイルを見つけやすい。

 ファイルの中身を詳しく見たい場合は、目的のファイルを選択し、スペースキーを押す。すると、そのファイルが拡大表示される。これが「クイックルック」だ。

 「クイックルック」は単なる拡大表示ではない。この状態でスクロールやページ送り、全画面表示ができるほか、音声ファイルや動画ファイルの再生まで「クイックルック」の状態で行えてしまう。さらに、ウィンドウズ版のワードやエクセル、パワーポイントで作成したファイルまでも表示できる。

 これは考えてみれば、すごいことだ。マイクロソフト(MS)のOSであるウィンドウズでさえも、MSオフィスを入れなければワードやエクセルのファイルは見られない。なのにMacでは、競合するMS製のファイルが何の手間なく見られてしまうのだ。ビジネスソフトの代名詞ともいえるMSオフィスとの“相性の良さ”だけとっても、Macが「仕事に使える」ことは明白だろう。

仕事でMac(1)ウィンドウズとMacの垣根なくなり

投稿日: 2008年05月15日

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