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「温泉の底力」勢力増強-島原「小涌園」 自前の炭酸泉が効く~
楽しかったGWも終わり、職場でげんなりしている人も多いに違いない。そんな精力減退気味の向きにいい、精力のつく温泉がある。
「精力も、血流が流れるかどうか次第。炭酸泉や硫黄泉は、血管拡張作用があるので、精力にもいい。半身浴するだけでも、十分な効能が得られるのではないでしょうか」
こう語る温泉コンサルタントの中澤克之氏が勧めるのは、徳島県の岩戸温泉。標高1955メートルの剣山の麓で、貞光川を眼下に眺める、緑に囲まれた一軒宿だ。
その「つるぎの宿 岩戸」に聞くと、「精力減退が効能にうたわれているのは、昔からなので、理由はよくわかりません。うちは、無色透明の硫黄泉。多くのお客さんから“ここの湯はいいね”って評判で、ほこほことぬくもりがなかなか冷めないようです。大浴場は、貞光(さだみつ)川に面していて、せせらぎがよく聞こえるんです。湯につかると、目の前に山と木々も眺められます。リラックスできることが、身体全体をリフレッシュさせて、元気の出る源になるのではないか」。
徳島本線の貞光駅からバスで約30分。温泉センター前下車、目の前にある。
長崎県の島原温泉の「島原観光ホテル 小湧園」でも、「精力増強(健康増進)」をうたっている。島原市が供給する島原温泉とは別に、独自に地下300メートルから自噴した炭酸泉が、こうした効能と関係があるようだ。温泉分析書によると、泉温が26度と低いため、ガス成分が気化しにくく、その主成分である遊離二酸化炭素の量も1000ミリグラムを超えていて、有数の炭酸泉であることがわかる。
「炭酸泉のほうの湯に入られると、サイダーのような気泡が身体じゅうにくっついて、働きかけます。お客さまにも珍しがられますね。露天風呂につかりながら、有明海を見渡せるところも魅力です」
島原鉄道の島原外港駅下車、徒歩10分。
近場の温泉地ではないものの、暑くなる季節を前に、羽を伸ばせる時間ができたなら、元気の出る旅に出かけてみたい。




