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キョウデングループ会長 橋本ひろしさん」-ライブ活動がエネルギッシュの源
「ショップ99」、温泉チエーン「大江戸温泉物語」などを傘下に収める年商2000億円のキョウデングループ会長、橋本ひろしさん(56)。もうひとつの顔が、団塊世代の心を揺さぶるロックシンガーだ。毎週、スケジュールをぬって行うエネルギッシュなライブは、「心の元気」が源になっているという。
■自分は「羊」?
「体に影響を与えるのは、心の健康。心を元気にするためには、己の欠点を知ることが大切」と言う橋本さんは自身を、「狼の皮をかぶった羊」にたとえる。
「私は気が小さい。守りに入ったらめちゃくちゃ弱いことを知っている。だからいい意味で開き直り、あえて攻撃的に出る。そうすることで、心を救済していく」
座右の銘は、「災い転じて福となす」。
高校時代には担任の教師から差別といじめを受け、心を病んだこともあったという。
「『貧乏』『落ちこぼれ』『お前はダメだ』とレッテルを張られ、それがトラウマとなって人と交わることが苦手になり、家出を繰り返した。大人になっても、人に使われたらおしまいと思って生きた。世の中は競争社会、一生懸命生きれば生きるほどイヤなことが多く、ぶつかってストレスをためる。だから、一生懸命生きるということは結局、心が不健康になることなんですよ」
■グランドの片隅で癒され
最近の癒しのスポットは、幼稚園や小学校のグラウンドの片隅に1日中身を置いて、「子供たちの笑顔を見て過ごすこと」。「そして結局はすべてゼロなんだと、心にたたき込む」。
体重102キロ(身長175センチ)の橋本さんは美食家でもある。
「不摂生は承知で、食べたいものを食べる。ちなみに自慢のムスコは腹にのめりこんで4センチになり、いまはオチャメといわれてる(笑)。メタボ? 通販でロデオボーイを3台購入したが、まだピッカピカ。ダイエットする時間があれば、クラブでネエちゃんを口説いていた方が体にいい」
とはいうものの、人間ドックにはまめに足を運ぶ。
「出が農家ですから野菜が大好きで、結果的にバランスよく食べている、と医者に言われます」。また、「胃カメラ、大腸カメラが大好きで、挿入時にはうっとりしちゃう(笑)
おかげで去年、大腸ポリープを1個発見。先生を信頼し第三者に客観的に評価してもらうことが、元気な証拠です」
ストレス解消はやはり歌うこと。「カッコつけずに大汗かいて、心も体も裸になって観客と一体になって本音でぶつかる。歌は宝です。私の今後の夢は、毎日ライブを行うこと。振り返れば、学歴もなければ金もねぇ、落ちこぼれのオレが、よくここまでやってこれたと…。オレの人生、上出来ですよ!」
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はしもと・ひろし
長野県出身。1970年同県立駒ヶ根工高校卒。1983年プリント配線基板メーカー、キョウデン設立。その後、昭和KDEや九九プラスなど次々と傘下に収めた。その傍らロックミュージシャンとしても活動。毎週金曜夜は東京・六本木ライブハウス「スプラッシュ」でシャウトする。今月10日、ソロコンサート『生きるんだ、生きるんだ』(東京・渋谷C・C・Lemonホール)開催。

