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"癒やされる"風の色
■洞口依子、おつかれさま
あなたの色は
何色ですか?
私は何色?
もしあなたの色が
あるならば
わたしは
あなたの色に
染まってみたい
色の持つ不思議な力。それは現代の色々な場面で活用されています。
うつ病やがん患者のセラピーにも使われ、色を用いて行われる療法は副交感神経や自律神経を整えるのに役立っています。
私もそれは実感していて、入院中にいただいた見舞いの花の色から元気をもらったり、療養で行った沖縄の海の碧色で何でもできるような自分を感じたり。
パニック障害で悩んでいた時に車のテールランプの赤が絶対苦手だったり、人込みのスーツの色が苦手だったり。
克服するのに心地良かった色は太陽の日差しや自然の緑や赤や黄色や紫の美しさだったかもしれないけれど、実は一番心地よかった色は風の色。風の色は何色?
そう言われてイメージする色は何色でしょう? 水色? 金色?
私が感じた風の色はたくさんの風景の中にある様々な色。光と闇の中で体感する風の中に感じる色であって、視覚で見るというよりも、心に感じる色。日常、私たちは無数の色彩の中で生きていますが、そうではない、心で感じる色が存在する、そんな色を私は風の色と呼んでいます。
雨の中に吹く風の色。 部屋のカーテンを揺らす風の色。愛する人の髪を揺らす風の色。雑踏の中に吹く風の色。色彩は様々で人それぞれが肌で心で感じる色。
新緑の美しい5月。吹く風の中、あなたはどんな色を風に感じますか?

