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「見た目」も「健康」も損なう アダルトニキビ予防法

 「見た目が9割」といわれるビジネスシーンで、営業マンとって要注意なのが“ニキビ”。大人の発生には、この時期から増加する紫外線(UV)も大きく関係するので、日頃の対策が大切だ。

■原因は大気汚染?
 20代や30代を過ぎてからできるニキビは肌の老化を進行させるだけでなく、治ってもシミやクレーターになって痕を残しやすい。そんな「アダルトニキビ」の発生が近年、男女を問わず働き盛りの年代に非常に増えているという。

 「増加の背景には、社会的ストレス、生活習慣の乱れ、大気汚染、オゾン層の破壊による紫外線照射量の増大などが挙げられます」と話すのは、東京警察病院・形成外科の澤田彰史医師。10代のニキビは過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、細菌が繁殖して炎症が引き起こされているケースが大部分。

■皮膚がんのリスクも
 だがアダルトの場合はあごや頬、口の周りなどのUゾーンにできやすく、乾燥した肌にも発症する。新陳代謝の低下により角質層が厚くなり、毛穴を詰まらせてしまうのが原因だ。その新陳代謝の低下(肌の老化)スピードを助長させるのが、ストレス、寝不足、喫煙、偏食などの生活習慣に起因するものと紫外線などの外的刺激である。

■最重要課題は紫外線カットカラダの危険信号
 「アダルトニキビの発生は、いわば他の疾患の予兆でもあり、生活習慣を見直すべきシグナル。また、肌をそのままの状態で放置しておくと、将来的に皮膚がんの発症リスクを高めることにもなる」

 とくに肌の奥まで到達してシワやたるみなどの原因になるUVA(紫外線のひとつ)の照射量は5月がもっとも多い。肌にトラブルを起こしやすい人は、この時期からの紫外線対策は重要だ。

■皮膚がんも防ぐ“特効薬”
 とはいえスーツ姿で歩き回る営業マンに、帽子や日傘を使った対策は難しい。

 そこで澤田医師がすすめるのは、『ビタミン誘導体』という成分(アスコルビン酸グルコシドをのぞく)が配合されているローションやクリームなどによる日頃のスキンケアだ。

 「この成分はアダルトニキビの特効薬になるだけでなく、老化の原因となる活性酸素の除去をする。近年増加傾向にある皮膚がん予防にも効果が期待できるというデータが出ています」

■男だってスキンケア
 市販の化粧品にはほとんど含まれていない成分だが、最近は医師が処方する化粧品いわゆる“ドクターズコスメ”などに配合されているものが多いという(5000―1万円程度)。ネットなどでも販売されているが、効果が高い分、高濃度なのでアレルギーを起こす可能性もあり、使用するなら監修医師のケアが受けられるところで購入するのがよさそうだ。

 いまや男性もエステに通う時代。足と顔で稼ぐ営業マンなら、帰宅後のスキンケアも怠りなく!

投稿日: 2008年05月27日

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