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1分でチェック!「機能性胃腸症」
安倍前首相を辞任に追い込み、有名になったこの病気。胃もたれや胃痛などの胃症状が長く続くが、検査をしても潰瘍や炎症などの異常が見つからないのが特徴だ。
以前は慢性胃炎や神経性胃炎などの病名で片付けられていたが、最近は国際的な定義があり、症状のみで鑑別される。主な症状には2つのタイプがあり、食事に伴って起こる食後愁訴症候群(リストの(1)や(2))と心窩部痛症候群(同(3)や(4))。両方が同時に現れる場合もある。病変がないことが確認された上で、これらの症状が1つでも6カ月以上前からあり、最近3カ月以上続いていると診断される。
直接の原因は、胃が食物を受け入れる働きや腸へ送り出す働きが低下したり、胃酸が出過ぎたりすることだが、暴飲暴食、睡眠不足、過労などの生活の乱れや悩み事、精神的ショックなどのストレスも引き金となる。
「胃や腸の壁には、独立して基本的な働きをするための壁内神経叢(そう)があり、自律神経のバランスが崩れると機能異常を起こしやすい」(町田市民病院・羽生信義外科部長)。命に別条はないが、生活改善や心理的要因を取り除かないと慢性的な辛さが続く。
がんを見落とさないためにも、早期の受診と治療が肝心だ。
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★「機能性胃腸症」チェックリスト
(1)食後に胃もたれ感がある
(2)食事のとき、すぐ満腹になる
(3)みぞおちに痛みを感じる
(4)みぞおちに焼けるような感じがある
(5)過労やストレスを感じている
(6)食欲が湧かない、空腹感がない
(7)吐き気・嘔吐することがある
(8)悩み事をかかえている
「(1)―(4)の1つ以上が毎日のように続き、また(5)―(8)を伴うようなことがあれば
疑いが強い」(町田市民病院・羽生信義外科部長/東京・町田)
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