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Dr.石坂の「男性相談室」おしっこが二手に分かれてしまう!!
Q:和式トイレでおしっこをしようとすると、どうしても便器の外を汚してしまいます。おしっこがきれいな放物線ではなく、二手に分かれてしまうのです。尿道口の形成異常でしょうか。手術が必要でしょうか?
【静岡県・23歳、公務員】
A:ご指摘のように、先天性の尿道口形成異常は確かに考えられます。「傍尿道のう胞」といって、良性のイボが尿道口に接するようにできるものがありますが、これは乳幼児のうちに対処しているケースが多いので、成人後も残っているとは考えにくいですね。
成人の尿道口付近にできるイボには「尖圭(せんけい)コンジローマ」というウイルス性の性感染症があり、このイボが尿線散乱の原因になることもありえますが、放置するとイボが増えてくるので、この方はこれも当てはまりません。
そこで考えられるのが、「尿道下裂」という病気です。これは尿道口が不完全な形で生まれてくるもので、尿道口の下の部分が裂けたような形をしています。新生児検診で見つかれば、すぐに手術で修復しますが、軽症で検診をすり抜けてしまった人の中には、成長しておしっこがきれいに飛ばない人もいるようです。
これは形成手術で治せますが、この方の場合は尿道口がやや広めに開いている程度のようなので、あまり心配はなさそうです。ただ、中にはセックスをしても射精がうまくできないなどの問題を抱える人もいるので、そうなると手術が必要です。
この手術は全身麻酔下で行う難度の高い手術なので、誰にでもできるというものでもありません。まずは泌尿器科の専門医にご相談ください。


