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宋文洲の会社員哲学(12)認識見直し幸福に
近頃、日本人のセックス回数は世界の平均をだいぶ下回っていると聞きますが、周りの知人友人に聞いてもこの傾向が分かります。「セックスくらい放っておいてくれよ」とおっしゃるかもしれませんが、こっちも「このコラムは毎週1回なので、何でも言わないと書くことがなくなる」という事情があります。
「性欲は動物の本能だからしたい時にすればよい」と自然派を自認する人がいますが、それは低級動物のセックス感覚です。現代の人類にとってセックスは愛情表現のほか、健康、コミュニケーション、文化など、人間らしい幸福に繋がる要素が含まれています。
「したくないのに頑張ってしろ」という意味ではなく、セックスへの認識を見直すべきだと思うのです。難しいことを考えないで、ちょっとした見直しを試みると意外と変われる自分に出会えるかもしれません。
まず言葉ですね。「俺は口下手」とうそぶかないことです。優しい言葉をかけられない人が優しい心を持っているとは誰も思わないのです。せいぜい持っている可能性もあるということです。しかし、あなたも含め優しい言葉を聞いた時、殆どの人が無条件に優しい気持ちになるのです。
次にもっとセックスに精神的、文化的意味合いを見いだすことです。挿入することだけではなく、キスすることも手を握ることも髪を触ることもセックスなのです。ベタベタが恥ずかしいというかもしれませんが、それに慣れていないと、やがてセックスの意欲が落ちていきます。
日本の文化だからといって上述のことを拒否する人もいますが、日本文化も常に変化しています。信じないならば明日にでも丁髷(ちょんまげ)をして会社に行ってみてください。
(ソフトブレーン創業者)
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