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1分でチェック!「消化性潰瘍」
胃酸の影響を受けて胃や十二指腸の内壁に潰瘍ができた状態の総称が消化性潰瘍だ。
胃や十二指腸は食物を強い酸で消化する一方、自分たちの身を守るために粘膜や粘液を使いバリア機能を働かせている。この「攻撃」と「防御」のバランスが崩れることで自ら内壁を傷つけて発症する。防御機能低下の危険因子には、ストレス、暴飲・暴食、アルコールやカフェイン飲料の飲み過ぎ、タバコなどがある。が、元凶となる2大成因は、「ピロリ菌感染」と「鎮痛薬の長期服用」だ。
十二指腸潰瘍で95%、胃潰瘍で70%前後がピロリ菌に由来するといわれ、根治するための治療・再発防止にはピロリ菌の除菌治療が欠かせない。またアスピリンに代表される非ステロイド性消炎鎮痛薬の服用が中止できない場合は、胃粘膜保護薬が必須で、胃酸分泌抑制薬が必要になる場合も少なくない。
40代以降に多い胃潰瘍の腹部の痛みは食後1時間以内に現れることが多く、10―20代に多い十二指腸潰瘍は空腹になると痛むことが多い。ただし無痛性もあり、とくに薬剤が原因の場合は痛みが出にくい。いずれにしても胃腸に孔(あな)が開き緊急手術が必要になるケースもあり、がんの可能性も見逃せない。腹部の不調には慎重に。
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★「消化性潰瘍」チェックリスト
(1)お腹が空くとみぞおちや背中が痛み出し、食事をするとよくなる(十二指腸潰瘍)
(2)食事中から食後にみぞおちや背中が痛む(胃潰瘍)
(3)よく胸やけを起こす
(4)ゲップがよく出る
(5)胃が張った感じがする
(6)ストレスを強く感じている
(7)頭痛薬や腰痛薬などの痛み止めを飲んでいる
(8)血を吐いたり、便が黒くなったりする
(9)よく立ちくらみがある
(10)階段の昇り降りで動悸がする
「4つ以上該当するようなら疑いあり。(1)や(2)を含むと可能性が高い」
(平塚胃腸病院・平塚卓院長/東京・西池袋)
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