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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第32回
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バック数の「ウソ」というか、データには記されない、選手の特徴がある。
一応先行態勢に入り、いわゆるバックはとるのだが、あとは「流す」クセというか、戦法のことである。
だから何人かの輪友との情報交換では、どのラインがバックをとるか、というよりも、流す選手なのか、流さない選手なのか、ということの方が重要である。
競輪は先行の番手が有利、がセオリーであることには違いないが、流す先行選手の番手は、と考えると、味方にやっつけられたようなものであるから、不利この上もないということにもなりかねないのである。
そこで平塚ナイターS級決勝である。
展開も読みづらい4分戦。
誰が勝ってもおかしくないメンバー構成だが、私の車券は決定している。
私の中には何人か「困った時の・・・頼み」という選手がおり、その中の一人、2坂本英一が居るからである。
「自力の練習をしているのが準決で生きた」と言うように、実にしぶとく、彼には今まで何度も生活を救っていただいた。
当然、今回も彼を中心に買うのだが、前を走る8古屋が半端なだけに、切り換えながらのレースになるので2着、3着狙いである。
アタマは9武井か、安定感で3坂本健太郎である。
大穴は、調子のいい4高谷に乗る7古田だが、それもやはり2着、3着までと読む。 (歌手・画家、友川カズキ)
