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「今日は何の日」女王・美空ひばり死去
1989(平成元)年6月24日午前零時28分、美空ひばりさんが死去した。52歳だった。
「不死鳥」「昭和のシンボル」の死に夕刊フジはほぼ1週間、ひばりさんの記事を1面で追い続けた。
さまざまな企画記事の中でもひばりさんの死期を早めた悲しい酒にまつわる話は改めて壮絶だ。
小林旭との離婚した当時は《むせかえるほど七味唐辛子をまぶし、ノリでくるんだ焼きむすびを肴にナポレオンのコーラ割りを浴びるように飲んでいた。飲み出すと他愛ない話や歌でいつのまにか夜が明ける。鳥肌の立つような飲みっぷりだった(ルポライター、竹中労氏)》
《仕事の疲れや悩みを酒で癒す。これに必ずカラオケが入り、発散につながっていた。それが体調を崩してまで酒を浴びるようになったのは昭和56年に母、喜美枝さんが亡くなってから。追い打ちをかけるように2人の弟の死。寂しさをまぎらわせるための酒になった》
さらに、87年4月、両側大腿骨骨頭壊死と慢性肝臓病で福岡の病院に入院したのも《酒が引き金。腰の痛みに食事もとれず、酒で和らげるしかなかった。入院時は栄養失調に近かった》という女王の孤独を物語る関係者の証言も。
そんな苦しみ、悲しみに終止符を打った死から来年で20年になる。


